icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生73巻10号

2009年10月発行

文献概要

視点

歯科医師が行政で働くという選択肢

著者: 井後純子1

所属機関: 1愛知県半田保健所

ページ範囲:P.710 - P.711

文献購入ページに移動
 歯科医師が行政で働くという選択肢がある.私の場合,歯学部卒業前に,愛知県行政が歯科医師の募集をしていることを知った.だが,このときの私は全く違うところに興味があった.多くの歯学部学生が当たり前のように進む臨床医の道を,私もご多分に漏れず目指すこととした.このとき,若気の至りか,多くの夢を描きながら,自らの進む道に無限大の可能性を感じていた.

 様々な出会いが,生きる過程において,その人の人生を左右するという.私が行政に身を置くことになったのも,ある友人の結婚式での出会いがきっかけであった.私自身の記憶にはないが,恩師もこの結婚式に出席していたようで,臨床ではなく行政に向いていると思わせる何かを当時の私は持っていたらしい.後日聞いた話であるが,この恩師のインスピレーションが働き,「行政に向いている人物を発見した!」と思わせたのだそうだ.

参考文献

1) 日本糖尿病学会(編):糖尿病治療ガイド2008-2009.文光堂,2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら