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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生73巻11号

2009年11月発行

文献概要

特集 薬物乱用

欧米の薬物乱用政策―日本との比較を中心に

著者: 妹尾栄一1

所属機関: 1財団法人東京都医学研究機構東京都精神医学総合研究所嗜癖行動研究チーム

ページ範囲:P.818 - P.820

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 覚せい剤や大麻など,いわゆる規制薬物の乱用が乱用者の心身や社会生活,乱用者の家族の社会生活まで損なうことはよく知られており,それゆえ各国共に薬物乱用問題を重要な社会問題として位置づけ,重点的な取り組みを行っている.本稿では,まず薬物乱用対策での総括的取り組みの歴史が長いイギリスならびにオーストラリアでの取り組みを紹介し,最後に諸外国の取り組みと比較した場合の日本の薬物乱用対策の特徴について附言する.

参考文献

1) Home Office:Drugs;Protecting families and communities', 2008 http://drugs.homeoffice.gov.uk/publication-search/drug-strategy/drug-strategy-2008
2) Cabineto Office:Reaching Out;An Action Plan on Social Exclusion, 2006 http://www.cabinetoffice.gov.uk/social_exclusion_task_force/publications/reaching_out.aspx
3) Ministerial Council on Drug Strategy, National Amphetamine-Type Stimulant(ATS)Strategy 2008-2011, 2008 http://www.nationaldrugstrategy.gov.au/internet/drugstrategy/Publishing.nsf/content/ATS-strategy-08

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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