icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生73巻12号

2009年12月発行

文献概要

連載 海外事情

ヨハン・ペータ・フランクの故郷ロダルベンを訪ねて

著者: 華表宏有1

所属機関: 1産業医科大学

ページ範囲:P.965 - P.967

文献購入ページに移動
 ヨハン・ペータ・フランク(Johann Peter Frank, 1745-1821)は,医学史の中で,18世紀後半から19世紀はじめの啓蒙主義時代に『完全な医事行政の体系』(System einer vollsta¨ndigen medicinischen Polizey)全6巻をまとめた衛生学者として知られている.

 一昨年10月から今年6月まで,訪欧のたびに彼の生家があるドイツ・ファルツ地方のロダルベン(Rodalben)を訪れることになり,今年6月の4回目の訪問では,生家前の広場に落成された一連の記念碑を実地に見ることができた.

 本稿では,彼の生涯と業績にも触れながら,ロダルベン訪問の経緯などを報告する.

参考文献

1) Johann Peter Frank-Gesellschaft(Herausgeber):Johann Peter Frank 1745-1821 Gegen Armut und Krankheit Leben und Wirken eines grossen Artztes. Rodalben, 2007(ISBN 3-00-012949-9)
2) Erna Lesky(edited with an Introduction):A System of Complete Medical Police Selection from Johann Peter Frank. The Johns Hopkins University Press, Baltimore, 1976
3) George Rosen(translated from the Germans, with an Introduction and notes):Biography of Dr. Johann Peter Frank. Journal of the History of Medicine 3:11-46, 1948
4) 同上,3:279-314, 1948

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら