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特集 公衆衛生の人づくり・2 専門性を支える公衆衛生人教育
現場の感染症対策を担う専門家教育の現状と課題―FETP
著者: 中瀬克己1
所属機関: 1岡山市保健所
ページ範囲:P.184 - P.189
文献購入ページに移動FETP(Field Epidemiology Training Program in Japan:実地疫学専門家養成コース)は,米国CDC(Center for Diseases Control and Prevention:疾病予防管理局)でのプログラムを基として,ヨーロッパ,アジアなど世界の多くの国で行われている専門家養成コースである.わが国やオーストラリアなどのように修了時に公衆衛生修士の取得が可能なプログラムもある.FETPの研修は6つの要素から成っているが,その核となるアウトブレイク調査を通じてどのような教育がなされているか,私自身の経験を例として紹介したい.その後に公衆衛生行政における実地疫学とその人材養成について述べたい.
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