icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生73巻4号

2009年04月発行

文献概要

連載 衛生行政キーワード・54

妊婦健康診査について

著者: 三間紘子1

所属機関: 1厚生労働省雇用均等・児童家庭局母子保健課

ページ範囲:P.310 - P.312

文献購入ページに移動
 近年,出産年齢の上昇等により,より慎重な健康管理が必要とされる妊婦が増加傾向にある.その一方で,経済的な理由等により健康診査を受診しない妊婦がみられることから,妊娠・出産にかかる経済的不安を軽減させることが,母子保健行政上の重要な課題の1つとされてきた.

 妊婦に対する保健指導および健康診査(以下「妊婦健康診査」)の積極的な受診を促すために,その公費負担の充実を図るための取組はこれまでもなされてきたが,今般,平成20年度第2次補正予算において妊婦健康診査臨時特例交付金が創設され,各市町村において,妊婦健康診査にかかる公費負担について,相当回数の増が可能となった.本稿では,妊婦健康診査とその公費負担について概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら