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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生73巻5号

2009年05月発行

文献概要

特集 自然毒食中毒

貝毒による食中毒

著者: 村上りつ子1

所属機関: 1茨城キリスト教大学生活科学部食物健康科学科

ページ範囲:P.328 - P.332

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 四方海に囲まれているわが国では,貝類は重要な蛋白源として古代より好んで食されてきた.しかし,貝類は常に安全な食べ物とは限らず,新鮮なものでも時として毒を保有するため,ヒトがこれを食べて食中毒し,死に至ることもある.

 本稿では,このような食中毒の原因となる貝毒について述べる.

参考文献

1) 橋本芳郎:魚介類の毒.学会出版センター,1977
2) 野口玉雄:フグはなぜ毒をもつのか.NHKブックスNo.768:113-142,日本放送協会,1966
3) 安元健・他:下痢性貝毒.新編生物活性天然物質(柴田承二ら編),pp170-175,医歯薬出版,1988
4) 塩見一雄・他:海洋動物の毒―フグからイソギンチャクまで.pp105-145,成山堂,2001
5) 野口玉雄・他:貝毒の謎.成山堂,2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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