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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生73巻6号

2009年06月発行

文献概要

特集 地域精神保健・医療の今日的課題

成年後見制度の現状と課題

著者: 遠藤英俊1 洪英在1 佐竹昭介1 三浦久幸1 来島修志2

所属機関: 1国立長寿医療センター包括診療部・高齢総合科 2日本福祉大学高浜専門学校作業療法学科

ページ範囲:P.438 - P.441

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 成年後見制度は民法を基本としており,認知症,知的障害,精神障害などの理由で判断能力が不十分な人が,財産を管理するのが難しい場合や,いろいろな契約を結ぶ際に悪徳商法などの被害に遭わないために,保護・支援する制度である.判断能力が不十分であるために法律行為における意思決定が困難な人の判断能力を補い,本人に代わって法的に権限が与えられた代理人(成年後見人など)が,その人の生命,身体,事由,財産などの権利を擁護することを目指している.

 本稿ではその現状と課題についてまとめる.

参考文献

1) 調布市福祉部:調布市利用者保護施策調査研究事業報告書(平成13年3月)
2) 法務省民事局:ご存じですか成年後見制度.成年後見登記
3) 厚生労働省老健局:地域包括支援センター業務マニュアル,2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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