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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生73巻6号

2009年06月発行

文献概要

「公衆衛生」書評

日本の医療と疫学の役割―歴史的俯瞰 フリーアクセス

著者: 多田羅浩三12

所属機関: 1大阪大学 2放送大学

ページ範囲:P.452 - P.452

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 日本の医療は,人々の結核とのたたかい,脳卒中の制圧に輝かしい成果をあげてきた.そして昭和61年には日本人の平均寿命は,男女ともに世界一の輝かしい記録を達成した.そのような日本の医療は,地道で目立たない,多くの優れた疫学研究によって支えられ,推進されてきた.森岡聖次先生と重松逸造先生が,この2月に上梓された『日本の医療と疫学の役割―歴史的俯瞰』は,そのことを余すところなく教えてくれる.

 本書は,第1章「疫学事始」,第2章「日本の疫学誕生期」,第3章「成長期の疫学」,第4章「発展期の疫学(その1)」,第5章「発展期の疫学(その2)」,第6章「拡大期の疫学(その1)」,第7章「拡大期の疫学(その2)」,第8章「疫学のこれから」の8つの章から成っている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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