icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生73巻6号

2009年06月発行

文献概要

--------------------

あとがき フリーアクセス

著者: 品川靖子

所属機関:

ページ範囲:P.472 - P.472

文献購入ページに移動
 わが国において明治,大正時代に制定された精神障害者に関する法律は,いずれも私宅監置を容認したもので,医療・保護の面では極めて不十分なものであったと言われています.

 昭和25年の精神衛生法制定により私宅監置制度が廃止され,昭和40年の精神衛生法一部改正により都道府県に現在の精神保健福祉センターが設けられることになりました.そして,保健所は地域における精神保健行政の第一線機関となり,在宅精神障害者への訪問・相談や通院医療費公費負担,社会復帰促進(デイケア)などの各種施策を展開してきました.昭和62年には精神障害者の人権擁護と適正な精神科医療の確保という観点から,精神衛生法は精神保健法に改正されました.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら