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組織風土改革の重要性
著者: 石上和男1
所属機関: 1新潟県福祉保健部
ページ範囲:P.560 - P.561
文献購入ページに移動組織風土とは,知らず知らずのうちに組織構成員の考え方や行動様式が規定されているもので,組織の体質を作り上げており,一朝一夕にはなかなか変えることはできない.組織風土が強固であることは一見組織体の運営としては良さそうに見えるが,果たしてわれわれが行う行政サービスにおいては,それが適しているだろうか.
答えは断じて「ノー」である.われわれの行う行政サービスは住民のニーズに合わせたサービス提供が基本であり,変化するニーズに柔軟に対応できる内容が求められる.そのためには従来様式にとらわれない対応が必要不可欠であり,硬直した組織風土を絶え間なく揺さ振らなければ,改善・改革は進まない.そのためには強いトップのマネージメント=リーダーシップと,職員の自主性が強く求められている.
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