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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生73巻8号

2009年08月発行

文献概要

視点

組織風土改革の重要性

著者: 石上和男1

所属機関: 1新潟県福祉保健部

ページ範囲:P.560 - P.561

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組織風土改革とは

 組織風土とは,知らず知らずのうちに組織構成員の考え方や行動様式が規定されているもので,組織の体質を作り上げており,一朝一夕にはなかなか変えることはできない.組織風土が強固であることは一見組織体の運営としては良さそうに見えるが,果たしてわれわれが行う行政サービスにおいては,それが適しているだろうか.

 答えは断じて「ノー」である.われわれの行う行政サービスは住民のニーズに合わせたサービス提供が基本であり,変化するニーズに柔軟に対応できる内容が求められる.そのためには従来様式にとらわれない対応が必要不可欠であり,硬直した組織風土を絶え間なく揺さ振らなければ,改善・改革は進まない.そのためには強いトップのマネージメント=リーダーシップと,職員の自主性が強く求められている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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