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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生73巻9号

2009年09月発行

文献概要

連載 保健師さんに伝えたい24のエッセンス―親子保健を中心に・6

乳幼児健診の考え方

著者: 平岩幹男12

所属機関: 1国立成育医療センター 2

ページ範囲:P.698 - P.701

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 親子保健にとって乳幼児健診は柱の1つであり,すべての市町村が実施している事業です.ご承知のように1歳6か月児健診と3歳児健診は母子保健法でも実施が義務付けられています.またほとんどの市町村では生後3~4か月にも健診を行っていますから,わが国では基本的には就学までに3健診を行っているわけです.このほかにも1歳児健診や2歳での歯科健診を行っている自治体もありますし,最近では発達障害との関連から5歳児健診を開始,あるいは開始を検討している自治体も増えてきています.もちろん自治体による健診だけではなく,多くの医療機関でも乳幼児健診を行っています.現在実施している乳幼児健診を見直す際にも,新たに健診を始める際にも,乳幼児健診の意味や住民ニーズについて,一通り整理しておく必要があると思われます.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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