文献詳細
特集 現場が求める保健師教育
文献概要
はじめに
近年,保健行政を取り巻く環境が激動する中,保健師活動の現場は一層混迷の度を増している.そうした中にあって,大学化とともに保健師教育の見直しが進められている.公衆衛生の現場で勤務する医師の立場から,わが国の公衆衛生行政の歴史的な変遷を振り返りながら,今,地域(現場)が求める保健師活動と保健師教育への期待を述べてみたい.
近年,保健行政を取り巻く環境が激動する中,保健師活動の現場は一層混迷の度を増している.そうした中にあって,大学化とともに保健師教育の見直しが進められている.公衆衛生の現場で勤務する医師の立場から,わが国の公衆衛生行政の歴史的な変遷を振り返りながら,今,地域(現場)が求める保健師活動と保健師教育への期待を述べてみたい.
参考文献
1) 上村聖恵:公衆衛生看護の原理と実際.珠真書房,1971
2) 奥山則子:「保健師助産師看護師法の改正と保健師教育の展望」(6)「保健師教育のミニマムリクワイアメンツ(必要最小限の教育内容)とは」.日本公衛誌57:135-143, 2010
掲載誌情報