icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生74巻9号

2010年09月発行

文献概要

連載 衛生行政キーワード・68

医薬品副作用被害救済制度について

著者: 海老名英治1 上村浩代1

所属機関: 1厚生労働省医薬食品局総務課医薬品副作用被害対策室

ページ範囲:P.812 - P.815

文献購入ページに移動
はじめに

 医薬品は,治療のための用法,用量が定められているが,この通り使用したとしても,ある人において有害な作用をきたすこともある.医薬品とその有害な作用の間に因果関係がある場合には,これを副作用と呼ぶが,副作用が生じた場合の健康被害は入院を要するなど重篤なことが多い.医薬品と副作用は切り離すことができないものであるものの,医薬品を使用せずに傷病を治療することは現実的ではないため,不幸にして副作用が起きてしまった場合の対策が必要とされている.

参考文献

1) 薬害再発防止のための医薬品行政等の見直しについて(最終提言):平成22年4月28日薬害肝炎事件の検証及び再発防止のための医薬品行政のあり方検討委員会http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/04/s0428-8.html
2) 健康被害救済制度に関する認知度調査:平成21年9月30日独立行政法人医薬品医療機器総合機構健康被害救済部 http://www.pmda.go.jp/kenkouhigai/ninchi.html

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら