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連載 衛生行政キーワード・68
医薬品副作用被害救済制度について
著者: 海老名英治1 上村浩代1
所属機関: 1厚生労働省医薬食品局総務課医薬品副作用被害対策室
ページ範囲:P.812 - P.815
文献購入ページに移動医薬品は,治療のための用法,用量が定められているが,この通り使用したとしても,ある人において有害な作用をきたすこともある.医薬品とその有害な作用の間に因果関係がある場合には,これを副作用と呼ぶが,副作用が生じた場合の健康被害は入院を要するなど重篤なことが多い.医薬品と副作用は切り離すことができないものであるものの,医薬品を使用せずに傷病を治療することは現実的ではないため,不幸にして副作用が起きてしまった場合の対策が必要とされている.
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