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文献概要
はじめに
1967年に川崎富作先生(当時日赤中央病院)によって報告された川崎病は原因不明のまま増え続けており,この4年間,日本において毎年1万人を超える発症があり,2008年の罹患率(0~4歳人口10万あたりの年間患者数)は過去最高になってしまいました1).
また,日本における発症がなぜか圧倒的に多いのですが,今や世界60か国以上の国,地域で報告されています2).地球のどこにも川崎病児がいて,悲しむ親がいるという現状です.
1967年に川崎富作先生(当時日赤中央病院)によって報告された川崎病は原因不明のまま増え続けており,この4年間,日本において毎年1万人を超える発症があり,2008年の罹患率(0~4歳人口10万あたりの年間患者数)は過去最高になってしまいました1).
また,日本における発症がなぜか圧倒的に多いのですが,今や世界60か国以上の国,地域で報告されています2).地球のどこにも川崎病児がいて,悲しむ親がいるという現状です.
参考文献
1) 屋代真弓,他:第20回川崎病全国調査成績.小児科診療73(1):143-156, 2010
2) 中村好一:川崎病のすべて―疫学・諸外国の川崎病:疫学的特徴.中山書店,2009
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