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連載 人を癒す自然との絆・27
児童養護施設退所後に備えるメンターリング・プログラム
著者: 大塚敦子
所属機関:
ページ範囲:P.796 - P.797
文献購入ページに移動2010年5月号(本誌74巻5号408頁)でも紹介したカリフォルニアの「忘れな草」牧場は,1992年,ヒューメイン・ソサエティという全米最大規模のアニマル・シェルターのプログラムのひとつとして始まったが,2006年に「Forget Me Not Farm Children's Services」という非営利団体として独立.2009年からは司法省の助成を受け,里親家庭やグループホームで育った14~19歳までの少年少女を対象に「メンターリング・プログラム」と呼ばれる職業訓練を実施している.プログラムが目指すのは,アニマル・シェルターでの仕事を経験することによって,少年少女たちに生活スキル,ソーシャル・スキル,初歩的な職業スキルを身に付けさせることである.
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