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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生75巻12号

2011年12月発行

文献概要

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あとがき・次号予告 フリーアクセス

著者: 高鳥毛敏雄

所属機関:

ページ範囲:P.984 - P.984

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 被災地に足を運ぶ度に様々な課題があることに気づかされ,公衆衛生は役割を果たせているのかと,今なお自問自答を繰り返しています(原発災害はいまだに終息しておらず,今後改めて誌面に取り上げてみる必要があると思っています).大津波の映像を見ると,すべての人々が一瞬にしてのみ込まれてしまったようです.この大災害では,高齢者,乳幼児,体が悪い人,動けない人などの災害弱者はどうであっただろうかと,気になっています.

 公衆衛生は感染症,食中毒などの想定外の健康問題に対応するためにつくられた組織であります.東日本大震災は地域保健法が施行されてはじめての広域災害でしたが,公衆衛生が的確に機能できたのか,気がかりです.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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