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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生75巻5号

2011年05月発行

文献概要

特集 基礎から学ぶ食品衛生

わが国の食品衛生施策の現状と課題

著者: 萩原竜佑1

所属機関: 1厚生労働省医薬食品局食品安全部企画情報課

ページ範囲:P.358 - P.362

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はじめに

 食品衛生行政の目的は,食品の安全性の確保を通じて,国民の健康の保護を図ることであり,公衆衛生行政の重要な一部分を担っている.近年では,輸入食品の増加,製造方法や新たな科学技術の向上などによって,食生活を取り巻く環境は大きく変化している.また,昨今ではBSE(Bovine Spongiform Encephalopathy)問題に始まり,中国産冷凍ギョウザ事件など,食の安全を脅かす問題も発生しており,それに伴って食品の安全性についての国民の関心も高まっているところある.

 本稿では,現状の食品衛生行政の内容を簡潔に説明しつつ,課題についても述べていきたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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