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特集 基礎から学ぶ食品衛生
安全性評価の手法
著者: 小松一裕1
所属機関: 1(財)日本食品分析センターお客様相談室
ページ範囲:P.376 - P.380
文献購入ページに移動リスク分析は「どんな食品にもリスクがあるということを前提に,リスクを科学的に評価し,適切な管理をすべき」との考え方がベースになっており,国際食品規格委員会(FAO/WHO/Codex)でもリスクを制御する有効性が認められていて,Codex加盟国で広く採用されている.
平成15年7月1日に食品安全基本法が施行され,国民の健康の保証を最優先とする食品安全行政の確立をめざすことが目的とされた.これに伴い,わが国でもリスク分析の手法の導入が図られるとともに,内閣府に食品安全委員会が設置され,食を介して人の健康に与える影響について,科学的に客観的かつ中立公正な立場で評価を行っている.
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