icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生75巻5号

2011年05月発行

文献概要

特集 基礎から学ぶ食品衛生

食品の安全に関するリスクコミュニケーションとマスメディア

著者: 松永和紀

所属機関:

ページ範囲:P.389 - P.392

文献購入ページに移動
はじめに

 一般市民,消費者の多くは,食品の安全性に関する情報をテレビや新聞などマスメディアの報道から得ている.しかし,適切とは言い難い報道が多く誤解を生んでいる.報道の現状を踏まえ,本稿ではリスクをめぐるコミュニケーションの課題,研究者,公衆衛生関係者に求められる取り組みを検討する.

参考文献

1) 食品安全委員会・食品安全モニター課題報告「食品の安全性に関する意識等について」(平成21年7月実施)
2) 東京新聞2009年10月26日付朝刊
3) 食品安全委員会・高濃度にジアシルグリセロール(DAG)を含む食用油等に関連する情報  http://www.fsc.go.jp/sonota/dag/dag_index.html
4) 花王・エコナに関する情報  http://www.kao.co.jp/econa/
5) 登田美桜,他:食品中のアクリルアミドに関する最近の動き―JECFAによる新しいリスク評価を中心に.国立医薬品食品衛生研究所報告123:63-67,2005
6) The Carcinogenic Potency Database  http://potency.berkeley.edu/
7) 中谷内一也:安全.でも安心できない….ちくま新書,2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら