公衆衛生76巻12号

2012年12月発行

特集 原子力災害と公衆衛生

原子力災害における保健所の役割

著者： 緒方剛¹

所属機関： ¹茨城県筑西保健所

ページ範囲：P.951 - P.956

　(利益相反：筆者は，厚生労働科学研究事業健康危機管理評価研究班〈平成20年度，24年度〉において放射線健康危機分野を担当している以外に，国または電力会社などから放射線に関して研究費その他の便宜を供与されたことはありません．)

参考文献

1) 原子力安全委員会：緊急被ばく医療のあり方について．2008　http://www.nsc.go.jp/anzen/shidai/genan2008/genan070/siryo1-1.pdf

2) 中央防災会議：防災基本計画，内閣府，2012　　http://www.bousai.go.jp/keikaku/20111227_basic_plan.pdf

3) 竹之内直人，他：地域健康安全・危機管理システムの機能評価及び質の改善に関する研究　原子力分野．日本公衆衛生協会，2011

4) 東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会：報告．2012　http://icanps.go.jp/post-1.html　http://icanps.go.jp/post-2.html

5) 国会東京電力福島原子力発電所事故調査委員会：報告書．2012　　http://www.naiic.jp/blog/2012/07/05/reportdl/　http://naiic.go.jp/pdf/naiic_honpen_honbunALL.pdf

6) 原子力規制委員会：原子力災害対策指針(素案)．2012　http://www.nsr.go.jp/committee/kisei/data/0003_01.pdf

7) 原子力安全委員会被ばく医療分科会：安定ヨウ素剤の予防的服用に関する提言骨子(案)．2012　http://www.nsc.go.jp/senmon/shidai/hibakubun/hibakubun031/siryo3-1.pdf

8) 緒方剛：放射線健康影響の情報発信と水俣病の教訓．日本疫学会ニュースレター38:3-4, 2011　http://jeaweb.jp/letter/no38.pdf

9) 緒方剛：健康危機管理ニュース 原子力発電所事故の健康影響への対応．2011　http://www.support-hc.com/index.php?go=TdqVqn

10) 国立がんセンター：JPHCにおける主な要因によるがんの相対危険度．2011　http://www.ncc.go.jp/jp/shinsai/pdf/cancer_risk.pdf

11) 中央環境審議会大気部会健康リスク総合専門委員会：今後の有害大気汚染物質対策のあり方について 中間答申．1995　www.env.go.jp/air/kijun/toshin/int0801.pdf

12) 福島県県民健康管理調査検討委員会：甲状腺検査結果．2012　http://www.pref.fukushima.jp/imu/kenkoukanri/240911siryou2.pdf

13) 全国衛生部長会：平成25年度衛生行政の施策及び予算に関する要望書．2012

14) K Ozawa, et al.:Studies of the Mortality of Atomic Bomb Survivors, Report 14, 1950-2003:An Overview of Cancer and Noncancer Diseases. Radiation Research 177:229-243, 2012　http://www.rerf.or.jp/library/rr_e/rr1104.pdf

15) 緒方剛：公衆衛生行政担当者の反省と教訓．公衆衛生67(7):547-550, 2003