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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生76巻4号

2012年04月発行

文献概要

特集 地域医療の現状と将来展望

大都市の地域医療の現場―東京都における救急医療体制の現状と課題

著者: 三浦邦久1 石原哲2

所属機関: 1江東病院麻酔科 2白鬚橋病院

ページ範囲:P.287 - P.291

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はじめに

 東京都は国の救急医療体制整備として,三次救急医療の要の救命センター整備を行ったが,東京都の二次救急医療体制は私的病院の7割が支えているのが現状であり,質の確保,量的偏りなど,多くの問題を抱えている.

 本稿では,東京都の地域医療,特に救急医療を中心に,現状と課題について述べさせて頂く.

参考文献

1) 厚生省:「救急医療体制基本問題検討会」報告書,pp3-9, 1997
2) 東京都:「救急医療対策協議会;東京都における小児救急医療体制のあり方について」報告書.pp2-12, 2009
3) 東京消防庁:「救急活動の実態 平成18年」報告書,p3, 50, 67, 2007
4) 横山隆:今,そこにある救急医療体制の危機.プレホスピタルケア21(2):42-52, 2008
5) 東京都医師会救急委員会:「東京都における救急医療・災害医療体制の充実について」答申書,pp79-97, 2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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