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あとがき・次号予告 フリーアクセス
著者: 西田茂樹
所属機関:
ページ範囲:P.422 - P.422
文献購入ページに移動以前,1920年代半ば生まれの人の60歳までの生存率を計算したことがあります.結果は数割程度でした.この人々は現在85歳を超えていますが,現在の70歳代の人々の60歳までの生存率を計算しても,若干高いものの,やはり数割程度と思われます.すなわち,現在の長い平均寿命を支えている高齢者は,数割程度が生き残った健康面で優れた人々と言えます.今後60歳までの生存率が高くなった世代が高齢者になると,死亡率が現在より高くなり,平均寿命が短縮する可能性もあると考えています.
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