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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生76巻7号

2012年07月発行

文献概要

特集 在宅医療・地域包括ケア

改正介護保険法と地域包括ケアの展望

著者: 白澤政和1

所属機関: 1桜美林大学大学院老年学研究科

ページ範囲:P.511 - P.517

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地域包括ケアの意味

 2012年4月から施行された今回の介護保険法改正は,「地域包括ケア」の推進にあるとされている.ただ,この言葉は前回の2005年介護保険法改正の際にも使われており,専門的にはそれ以前から使われてきた用語でもある.

 今回意図されている「地域包括ケア」は,1つには地域包括ケア研究会が『地域包括ケア研究会報告書』(2010年3月)で提唱した考え方である.もう1つは,厚生労働省が示す「地域包括ケア」がある.両者には基本的に違いはないが,まずはそれらを紹介しておく.

参考文献

1) このような地域支援計画の作成方法については,全国地域包括・在宅介護支援センター協議会『地域包括支援センターなどによる地域包括ケアを実践するネットワークの構築の進め方に関する調査研究事業』(平成23年3月)が参考になる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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