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あとがき・次号予告 フリーアクセス
著者: 阿彦忠之
所属機関:
ページ範囲:P.580 - P.580
文献購入ページに移動地域包括ケアでは,保健・医療・福祉・介護等に関する多職種・多部門の参画と連携が求められます.その重要度が高まるにつれ,最近は各部門を所管する国(厚生労働省)の部局から「縦割り」で追加される事業が目立ちます.本号で白澤政和先生がご指摘のように,介護保険事業の推進拠点としての機能を担う「地域包括支援センター」は老健局が所管し,後発の「在宅医療連携拠点機能を担う機関(病院等)」は医政局の所管事業として追加されました.国からの通知を受けて各都道府県では,これら2つの推進拠点を地域包括ケアの体系図の中に並列して記載し,役割分担や連携をどのように進めるのか? 悩んでいるのではないかと思います.しかし,地域レベルでは推進拠点を一体化したほうがよいことは明白です.
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