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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生76巻8号

2012年08月発行

文献概要

特集 国際感染症対策の現状と課題

わが国の熱帯医学,国際感染症研究の歩み

著者: 山本太郎1

所属機関: 1長崎大学熱帯医学研究所国際保健学分野

ページ範囲:P.592 - P.595

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はじめに

 わが国の熱帯医学の歩みを,わが国で唯一「熱帯医学」の名を冠する長崎大学附置熱帯医学研究所の歴史とその前史を振り返ることによって概観してみたい.日本全体の熱帯医学・国際保健の歩みを概観することにはならないが,一つの研究所の来し方を追うことによって,その時代の「風」が見えてくることがある.本稿もそうした時代の風を追っていくことにする.

参考文献

1) 長崎大学熱帯医学研究所:熱研50年の歩み,1992
2) 堀田進:デング熱媒介蚊に関する一考察;1942-1944年の日本内地におけるデング熱流行におけるヒトスジシマカAedes albopictusおよびネッタイシマカAedes aegyptiの意義について.Med Entomol Zool 49(4):267-274, 1998
3) 山本太郎:国際保健学講義.学会出版センター,1999

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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