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文献概要
連載 フィールドに出よう!・9
フィールドを楽しむための3つのポイント
著者: 古林安希子1
所属機関: 1東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際地域保健学教室
ページ範囲:P.735 - P.738
文献購入ページに移動私の学んだ国際地域保健学教室では,その2年間の課程の間に,単位取得のための講義の受講と同時に,半数ほどの修士学生が修士研究のため途上国に行き,研究テーマに沿った一次データを集める.時間と費用の関係から,ほとんどの場合,現地に滞在できるのは数週間といった短期間である.短期間でのデータ収集というフィールドワークは,青年海外協力隊員のような長期間滞在によるものとは異なる.保健省やヘルスセンター・地域に入って,スタッフとして現地の人と一緒に保健活動を進めたり,立案したりはしない.しかしそれとは違った難しさと醍醐味があるのではないかと感じている.
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