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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生77巻1号

2013年01月発行

文献概要

特集 公衆衛生の危機

労働者保護から見たわが国の公衆衛生の危機

著者: 車谷典男1

所属機関: 1奈良県立医科大学地域健康医学教室

ページ範囲:P.11 - P.15

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 本稿では,わが国の労働者が直面している重要問題を紹介しつつ,保護されるべきものは何か,その中で期待されている公衆衛生の役割は何かを述べてみたいと思う.ただ,与えられたテーマが大き過ぎて拙論になることをお許し願いたい.

参考文献

1) 大久保幸夫:日本の雇用 ほんとうは何が問題なのか.pp39-46,講談社現代新書,2009
2) 第81回日本産業衛生学会企画運営委員会企画運営委員長 岸玲子(編):「人間らしい労働」と「生活の質」の調和―働き方の新しい制度設計を考える.pp63-71, 125-129, 212-216,(財)労働科学研究所出版部,2009
3) 厚生労働省:社会保障を支える世代に関する意識等調査報告書
4) 矢野栄二(編著):雇用形態多様化と労働者の健康.pp1-16,(財)労働科学研究所出版部,2008
5) 仕事と生活の調和関係省庁連携推進会議:仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)レポート,2010
6) JILPT Discussion Paper Series 07-07:長時間労働とワークスタイル,2007
7) 脳・心臓疾患の認定基準に関する専門検討会報告書,2001
8) 熊谷信二,車谷典男:オフセット校正印刷労働者に多発している肝内・肝外胆管癌.p297,第85回日本産業衛生学会講演集,2012
9) 車谷典男,他(編):健康をまもる社会基盤の再構築.pp1-77,日本公衆衛生協会,2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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