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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生77巻2号

2013年02月発行

文献概要

特集 歯科口腔保健を巡る話題

歯科保健活動で「地域とつながる」ということ

著者: 葭原明弘12

所属機関: 1は~もに~プロジェクト 2新潟大学大学院医歯学総合研究科口腔保健学分野

ページ範囲:P.111 - P.115

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なぜ住民参加型歯科保健活動が必要だったのか

 歯科医師は,せっかく住民の歯を健康にする技術を持ち,さまざまな事業を通じて住民に場を提供しているにもかかわらず,なかなか住民にはそれが伝わりにくいようです.住民の歯科医師に対するイメージは,一般的にあまり良くありません.各地域でアンケートを取ると,歯科医師のイメージは,未だに,白い,暗い,恐い,痛い,待たせる,などがほとんどです.では,どのようにしたら住民に受け入れてもらえるのでしょうか.

 住民は歯の健康に関心があります.一方,歯科医師はそれに応えることができる技術を持っています.住民が歯科医院に来院してきちんとした予防処置を受けることができれば,健康を獲得できます.しかし,両者はなかなかうまくつながっていません(図1).

参考文献

1) は~もに~プロジェクト実行委員会(編著):新潟県発・新しい地域歯科保健活動「は~もに~プロジェクト」の記録―歯医者さんが,まちづくりNPOに出会った! 新潟日報事業者,2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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