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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生77巻3号

2013年03月発行

文献概要

特集 慢性腎臓病~CKD

CKDの効果的な普及啓発手法―日本慢性腎臓病対策協議会の取り組みを中心に

著者: 安田宜成1 松尾清一2

所属機関: 1名古屋大学大学院医学系研究科CKD(慢性腎臓病)地域連携システム寄附講座 2名古屋大学大学院医学系研究科病態内科学講座腎臓内科

ページ範囲:P.207 - P.212

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はじめに

 慢性腎臓病(Chronic Kidney Disease:以下CKD)は2002年に米国で提唱され,2004年に国際的に定義された1).わが国では日本腎臓学会が中心となって2004年よりCKD対策に取り組んでいるが,CKDは比較的に新しい疾患概念であることから,当初は医療関係者の間でも充分に認知されていなかった.

 新たな国民病として注目されるCKDをどのように啓発してきたのか.日本腎臓学会と日本慢性腎臓病対策協議会(Japan CKD Initiative:以下J-CKDI)の活動を中心にまとめる.

参考文献

1) Levey AS, et al.:Definition and classification of chronic kidney disease;a position statement from Kidney Disease;Improving Global Outcomes(KDIGO). Kidney Int 67(6):2089-2100, 2005
2) Coresh J, et al.:Chronic kidney disease awareness, prevalence, and trends among U.S. adults, 1999 to 2000. J Am Soc Nephrol 16(1):180-188, 2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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