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特集 慢性腎臓病~CKD
CKDの効果的な普及啓発手法―日本慢性腎臓病対策協議会の取り組みを中心に
著者: 安田宜成1 松尾清一2
所属機関: 1名古屋大学大学院医学系研究科CKD(慢性腎臓病)地域連携システム寄附講座 2名古屋大学大学院医学系研究科病態内科学講座腎臓内科
ページ範囲:P.207 - P.212
文献購入ページに移動慢性腎臓病(Chronic Kidney Disease:以下CKD)は2002年に米国で提唱され,2004年に国際的に定義された1).わが国では日本腎臓学会が中心となって2004年よりCKD対策に取り組んでいるが,CKDは比較的に新しい疾患概念であることから,当初は医療関係者の間でも充分に認知されていなかった.
新たな国民病として注目されるCKDをどのように啓発してきたのか.日本腎臓学会と日本慢性腎臓病対策協議会(Japan CKD Initiative:以下J-CKDI)の活動を中心にまとめる.
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