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特集 転換期の結核対策―医療と予防 地域の結核医療
④長崎県の結核医療体制の現状と課題
著者: 川良数行1
所属機関: 1長崎県福祉保健部医療政策課
ページ範囲:P.287 - P.291
文献購入ページに移動人口は約143万人(2010年国勢調査)で,1960年をピーク(約176万人)として,1985年以降,毎年減少している.特に離島の人口は1955年以降一貫して減少しており,1980年を100とした指数は,2010年で県全体が89.7(全国109.4)に対し,離島は53.9と大幅に減少,現在の人口は約13万人である.県全体の65歳以上の高齢者人口は年々増加しており,2010年は26%に達している.また,圏域別の高齢化率では,対馬圏域を除く離島圏域および県南圏域(島原半島)ですでに30%を超えている.将来の人口推計では,2035年には約112万人に減少する一方,高齢化率は2020年に30%を超え,高齢者数は,2025年まで増加することが予測されている.
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