icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生78巻11号

2014年11月発行

視点

学校におけるフッ化物応用にみる保健所長のリーダーシップ

著者: 瀧口俊一1

所属機関: 1宮崎県福祉保健部健康増進課

ページ範囲:P.730 - P.731

文献概要

むし歯予防方法の優先順位

 「健康日本21」の歯科分野の目標の一つに,「12歳児一人平均むし歯数1.0未満」がある.宮崎県の健康づくり計画である「健康みやざき行動計画21(第2次)」においても,国と同じ目標を設定している.現状(2012年度)は,宮崎県のむし歯数は1.4で全国平均1.1を上回り,数年前の2.29よりは改善されてきたが,まだむし歯の多い県の一角を占めている.

 九州の中で,めざましい改善をしている佐賀県は積極的にフッ化物応用に取り組み,2005年度には宮崎県と同程度の2.16であったのが2011年度には1.0を達成し,2012年度には0.8と約3分の1まで減少させる成果を上げている.そして2013年度にはすべての小学校におけるフッ化物洗口を達成した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら