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特集 医療・介護の制度改革
新しい地域医療計画等の推進に係る保健所の役割
著者: 石丸泰隆1
所属機関: 1山口県萩健康福祉センター
ページ範囲:P.831 - P.835
文献購入ページに移動保健所は,地域保健法を設置根拠とし,現在,おおむね二次医療圏ごと,全国490か所(県型保健所が365か所,市型が102か所,区型が23か所)に設置されており,医療行政を始め様々な公衆衛生活動の拠点となっている.近年,わが国の少子高齢化が進む中,公衆衛生に係る状況も変化し多様化および複雑化しているため,保健所については,「ソーシャルキャピタルを活用した自助および共助の支援の推進」「地域の特性をいかした保健と福祉の健康なまちづくりの推進」「地域における健康危機管理体制の確保」,そして新しい地域医療計画の策定とその推進に係る「医療,介護,福祉等の関連施策との連携強化」など,幅広い公衆衛生の領域へ関与することが期待されている1).
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