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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生78巻12号

2014年12月発行

文献概要

特集 医療・介護の制度改革

新しい地域医療計画等の推進に係る保健所の役割

著者: 石丸泰隆1

所属機関: 1山口県萩健康福祉センター

ページ範囲:P.831 - P.835

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はじめに
 保健所は,地域保健法を設置根拠とし,現在,おおむね二次医療圏ごと,全国490か所(県型保健所が365か所,市型が102か所,区型が23か所)に設置されており,医療行政を始め様々な公衆衛生活動の拠点となっている.近年,わが国の少子高齢化が進む中,公衆衛生に係る状況も変化し多様化および複雑化しているため,保健所については,「ソーシャルキャピタルを活用した自助および共助の支援の推進」「地域の特性をいかした保健と福祉の健康なまちづくりの推進」「地域における健康危機管理体制の確保」,そして新しい地域医療計画の策定とその推進に係る「医療,介護,福祉等の関連施策との連携強化」など,幅広い公衆衛生の領域へ関与することが期待されている1)

参考文献

1)厚生労働省「地域保健対策の推進に関する基本的な指針」平成24年7月31日,厚生労働省告示第464号
2)平成21年度地域保健総合推進事業「地域医療連携体制の構築と評価に関する研究班」(分担事業者:惠上博文・山口県宇部環境保健所長) http://www.phcd.jp/02/kenkyu/chiikihoken/html/2009_H21.html

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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