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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生79巻10号

2015年10月発行

文献概要

連載 衛生行政キーワード・103

厚生労働省におけるたばこ対策

著者: 寺原朋裕1

所属機関: 1厚生労働省健康局がん対策・健康増進課

ページ範囲:P.707 - P.709

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 わが国の疾病構造は,感染症などの急性疾患から,生活習慣病であるNCDs(Non-Communicable Diseases)に代表される慢性疾患へと大きく変化した.国際的にも,重要な健康課題として,がん・循環器疾患・糖尿病・COPD(慢性閉塞性肺疾患)をNCDsの主要4疾患と位置づけている.
 厚生労働省では,1978年から国民健康づくり対策を行っており,2013年からは第4次国民健康づくり運動にあたる健康日本21(第二次)を展開している.生活習慣や社会環境の改善によるNCDsの予防等を推進しており,健康に関する様々な数値目標を設定している.

参考文献

1)Ikeda N, et al:What has made the population of Japan healthy? Lancet 378:1094-1105, 2011
2)WHO:WHO report on the global tobacco epidemic, 2015, 2015
3)Department of Health and Human Services:The Health Consequences of Involuntary Exposure to Tobacco Smoke—A Report of the Surgeon General. U.S. Public Health Service, 2006
4)WHO:WHO and the International Olympic Committee sign agreement to improve healthy lifestyles. News release, 2010.7.21

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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