文献詳細
書籍紹介
文献概要
精神障害のある人の「ごく当たり前の生活」を求めて,1970年にさいたま市(旧大宮市)で活動を始めた「やどかりの里」は,街中に障害者生活支援センターやグループホーム,働く場を点在させ活動の輪を広げてきた.2015年3月末で356人のメンバーがやどかりの里の活動を利用し,支援する人は300人を超えている.
本書は,社会福祉実践の45年の節目に,2010〜2014年までのやどかりの里の実践を,障害者権利条約(2006年国連で成立,2014年1月日本批准)に照らし合わせて点検し,今後の課題や方向性を示す.権利条約を絵に描いた餅とせずに,実践に引き付けて考えていく試みとして,全国の人たちとともに社会福祉実践の質を高め合うための1冊になるようにと願って企画された.実践を積み上げてきた人たちの等身大の言葉,率直な思いが語られる.
本書は,社会福祉実践の45年の節目に,2010〜2014年までのやどかりの里の実践を,障害者権利条約(2006年国連で成立,2014年1月日本批准)に照らし合わせて点検し,今後の課題や方向性を示す.権利条約を絵に描いた餅とせずに,実践に引き付けて考えていく試みとして,全国の人たちとともに社会福祉実践の質を高め合うための1冊になるようにと願って企画された.実践を積み上げてきた人たちの等身大の言葉,率直な思いが語られる.
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