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特集 危険ドラッグ対策
薬物依存の回復支援活動の最前線からみた危険ドラッグ
著者: 栗坪千明1
所属機関: 1特定非営利活動法人 栃木DARC
ページ範囲:P.241 - P.244
文献購入ページに移動近年,危険ドラッグはマスコミの報道では覚せい剤に勝るとも劣らない危険な薬物であるとして注目を集め,国でも包括規制などの法律が整備された.確かに急性中毒時に危険であるということには間違いないが,依存症になってしまうことが,様々な問題の根底にあるということについての一般の認識はまだまだ低いと思われる.
依存症回復支援施設であるダルク(DARC:Drug Addiction Rehabilitation center)も,ここ数年間,危険ドラッグ依存の支援を行うようになった.どのような使用経験をしてきた人たちがどのように依存症となり,これから回復支援には何が必要になるのかを栃木DARC(栃木ダルク)という限られた環境の中で考えていきたいと思う.
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