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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生79巻4号

2015年04月発行

文献概要

特集 危険ドラッグ対策

無煙タバコの健康影響—危険ドラッグの周辺で

著者: 埴岡隆1

所属機関: 1福岡歯科大学口腔歯学部

ページ範囲:P.259 - P.263

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 平成25(2013)年国民健康・栄養調査では,日本人成人喫煙率は19.3%で10年間に漸減している(図1).2010年のタバコ値上げ以後の喫煙率は横ばいのように見えるが禁煙志向は弱まっている.
 無煙タバコ販売が加速している(表1).欧州では公衆衛生の脅威であることを理由に流通が禁じられている無煙タバコ・スヌースが日本で2013年に発売され,電気加熱式のタバコ用具を2社が発売した.ところが,日本人の無煙タバコによる身体影響の情報は少なく,被害が甚大な燃焼タバコ使用への影響も未知数である.無煙タバコの経験を知ることは大変重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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