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特集 死因究明制度の現状と将来展望
欧米の死因究明制度の歩みと現状—日本との比較
著者: 白鳥彩子1 藤宮龍也1
所属機関: 1山口大学大学院医学系研究科 法医・生体侵襲解析医学分野
ページ範囲:P.311 - P.315
文献購入ページに移動本稿では,世界で最も有名で,かつ最も民主的といわれるコロナー制度を中心に,日本の死因究明制度に影響を与えたドイツおよびメディカル・イグザミナー制度の他,特に法医解剖の実施率の高いスウェーデンやフィンランドの死因究明制度について解説し,わが国の死因究明のあり方について考察する.なお,各国の死因究明制度の実施概要および解剖実施状況については,表2および表3を参考にされたい7).
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