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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生79巻8号

2015年08月発行

文献概要

特集 公衆栄養への期待

地域包括ケアの充実に向けた在宅栄養管理

著者: 江頭文江1

所属機関: 1地域栄養ケアPEACH厚木

ページ範囲:P.538 - P.541

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 地域包括ケアシステムは,高齢者が尊厳を保ちながら,要介護状態になっても,住み慣れた地域で自分らしい暮らしを最期まで続けることができるよう,住まい,医療,介護,予防,生活支援が一体的に提供できる体制を指します.このシステムを構築するためには,高齢者に対する支援とそれを支える社会基盤の整備が必要であり,中でも栄養ケア・食支援は重要な意味をもちます.地域住民に対する栄養ケアには,特定保健指導や介護予防事業,通所施設での栄養改善事業,居宅療養管理指導,施設での栄養ケア・マネジメント,医療機関での栄養管理加算や栄養サポートチーム(NST)加算,外来・入院栄養食事指導等さまざまなものがありますが,中でも要介護状態にある高齢者の居宅での栄養ケアとして位置づけられているのは,介護保険の居宅療養管理指導です.

参考文献

1)若林秀隆(編著):リハビリテーション栄養ハンドブック.医歯薬出版,2010
2)若林秀隆(編著):リハビリテーション栄養Q & A.中外医学社,2013
3)江頭文江,栢下淳:訪問栄養指導における摂食・嚥下障害者の現状と転帰.日本栄養士会雑誌52(10):21-30, 2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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