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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生80巻10号

2016年10月発行

文献概要

特集 包括的な糖尿病対策

米国の糖尿病対策

著者: 内潟安子1

所属機関: 1東京女子医科大学糖尿病センター

ページ範囲:P.734 - P.736

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 米国糖尿病学会学術集会が1940年から,欧州糖尿病学会学術集会は1965年から毎年開催されている.因みに日本糖尿病学会学術集会は1958年から開催されており,糖尿病に対する日本の意欲は素晴らしいものといえよう.
 本稿では,米国の糖尿病に対する国家的戦略とでもいうDCCT/EDIC研究を例に取り上げて,米国における糖尿病の動向が世界を席捲してきた現状を示したい.

参考文献

1)The DCCT Research Group:The Diabetes Control and Complications Trial(DCCT):design and methodologic considerations for the feasibility phase. Diabetes 35(5):530-545, 1986
2)The Diabetes Control and Complications Trial Research Group:The effect of intensive treatment of diabetes on the development and progression of long-term complications in insulin-dependent diabetes mellitus. N Engl J Med 329(14):977-986, 1993
3)グレッグ・クライツァー(著),竹迫仁子(訳):デブの帝国—いかにしてアメリカは肥満大国となったのか.バジリコ,2003(支援に加え,所得の低い地域での商品揃えも改善し,生鮮食品をより安い値段で提供したいとしている)
4)Dietary guidelines for Americans.(USDA and HHS Announce New Dietary Guidelines to Help Americans Make Healthier Food Choices and Confront Obesity Epidemic) https://health.gov/dietaryguidelines/

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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