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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生80巻4号

2016年04月発行

文献概要

視点

Health in All Policiesを発信する保健所を目指す

著者: 星子美智子1

所属機関: 1久留米市保健所

ページ範囲:P.234 - P.235

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久留米市保健所の経緯
 久留米市保健所は,2008年4月1日,久留米市の中核市移行に伴い設置された.以前は福岡県の保健福祉環境事務所で精神・感染症・衛生部門等の保健業務を行い,久留米市では住民の健診サービスや予防接種事業などの業務を担当していた.
 保健所を設置したことで,これまでの市町村業務に加え県型保健所業務を新たに推進していくことになった.そこで移行当初は県からの派遣職員22人が,保健所長をはじめ課長,チームリーダーといった主要な役割を担い新設保健所をリードしてもらった.その後,市の職員の充足を図ることで徐々に県からの派遣職員数を減らし,最終的には2015年4月からは全ての職員が久留米市の保健所職員となった.

参考文献

1)日本公衆衛生学会公衆衛生モニタリング・レポート委員会:公衆衛生モニタリング・レポート(9)健康影響予測評価(Health Impact Assessment)の必要性と日本公衆衛生学会版ガイダンスの提案.日本公衛誌58(11):989-992, 2011
2)星子美智子,他:行政評価法としての健康影響評価(HIA).久留米医学会雑誌73(7-8):187-197, 2010
3)石竹達也:政策評価に社会医学の視点を—ツールとしてのHIA(健康影響予測評価)の必要性.社会医学研究30(2):63-72, 2013
4)星子美智子,他:地方自治体で活用される健康影響予測評価(HIA)のスクリーニング・チェックリストの開発とその活用.久留米医学会雑誌76(8-12):284-295, 2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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