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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生80巻7号

2016年07月発行

文献概要

投稿・資料

受刑者における死因の分析

著者: 大島明1 松川敦紀2 小川敦史2 石川匠2 大西陽之2

所属機関: 1大阪府立成人病センター がん予防情報センター 2大阪大学医学部医学科

ページ範囲:P.523 - P.526

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目的
 受刑者の生活習慣は,刑務所等の行刑施設に収容される前は一般人口に比して不健康と想像されるが,収容されている間は禁煙・禁酒など「健康的」な生活を強制される.強制された「健康的」な生活の結果が疾病の罹患や死亡にどのように反映されるかを見るために,本研究では,法務省矯正統計のデータを用いて受刑者における主要な死因の分析を行った.

参考文献

1)Open Source Epidemiologic Statistics for Public Health. Standardized Mortality Ratio. http://www.openepi.com/SMR/SMR.htm
2)Weinbaum C, et al:Prevention and control of infections with hepatitis viruses in correctional settings. Centers for Disease Control and Prevention. MMWR Recomm Rep 52:1-36, 2003
3)Harzkea AJ, et al:Liver cancer mortality among male prison inmates in Texas, 1992-2003. Prev Med 48(6):588-592, 2009
4)Fazel S & Baillargeon J:The health of prisoners. Lancet 377(9769):956-965, 2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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