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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生80巻8号

2016年08月発行

文献概要

特集 地域包括ケアの進化

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ページ範囲:P.549 - P.549

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 社会保障と税の一体改革の一環として,医療・介護の制度改革が本格化してきました.このたびの改革では「地域医療構想」と「地域包括ケアシステム」が重要なキーワードとされており,これらに対する適切な対応が地域の公衆衛生行政の喫緊の課題となっています.
 このうち地域包括ケアについては,1970〜80年代の広島県御調町(現在の尾道市)における町行政と医療福祉施設の連携による取り組み(地域包括医療ケア)が原点と言われておりますが,その概念が全国的に認識されたのは介護保険制度の創設後でした.特に2008年以降は,地域包括ケアの概念が膨らみを増しながら進化を続けており,来るべき超高齢多死社会を迎えても,生きがいを持って安心して住み続けることができる「地域づくり」に発展しつつあります.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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