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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生80巻9号

2016年09月発行

文献概要

特集 災害時の公衆衛生活動

日本の災害対策の到達点と今後の課題

著者: 河田惠昭1

所属機関: 1関西大学社会安全研究センター

ページ範囲:P.630 - P.635

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災害対策に係るこれまでの活動
 わが国の災害対策の原点は,1961年に制定された災害対策基本法である.そして,この基本法と関連する法律の問題点が明らかになってきたのは,1995年阪神・淡路大震災,2004年新潟県中越地震,2011年東日本大震災であり,新たな問題を提起しつつあるのが,2016年熊本地震である.筆者はそれぞれの災害を契機として,次のような役割を担ってきた.
1) 阪神・淡路大震災:震災5,10,15および20年検証事業に参画するとともに,2002年に創設された阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター長として14年間にわたって,この震災の教訓を世界と21世紀に発信する役割を担ってきた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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