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“公衆衛生”という言葉は,私にとっていまだに,わかるようでわからない言葉でもある.よくWinslowの定義を用いるが,疾患予防,寿命延長,健康と能率(efficiency)の増進を図る学と術(science and art)とされている1)(原文にはforやthoughのあとに具体例が色々ついているが,今回はこれぐらいがちょうどよいかと思う).
そのような公衆衛生に関わる医師の持ち味について,大学を出てからほぼ行政(公務員)の道を歩んできた私の視点で述べてみたい.
そのような公衆衛生に関わる医師の持ち味について,大学を出てからほぼ行政(公務員)の道を歩んできた私の視点で述べてみたい.
参考文献
1)緒方正名(編著):詳述 衛生・公衆衛生学.p5,同文書院,1987
2)内田樹:困難な成熟.pp324-346,夜間飛行,2015
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