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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生81巻11号

2017年11月発行

文献概要

連載 リレー連載・列島ランナー・104

学校保健と連携した思春期保健の取り組み—ピアカウンセリングの25年間の事業経過と今後の課題

著者: 櫻井和代1

所属機関: 1小山市保健福祉部健康増進課市民健康第一係

ページ範囲:P.945 - P.949

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はじめに
 小山市(以下,本市)は東京圏から約60km,栃木県の南部に位置しています.2017年4月1日現在,人口は166,775人,高齢化率は23.3%です.年間の出生数は最近の数年は1,300〜1,400人で推移しており,合計特殊出生率は1.37(2017年)となっています.
 本市は平成の比較的早い時期から思春期の健康課題を意識し,ピアカウンセリング(仲間活動:以下,ピア)を中心とした思春期保健対策に取り組んできました.本稿では,健康づくりの部署から教育委員会に発信し,学校保健とさまざまな課題を共有し,認識の違いや運営上の問題を調整しながら行ってきた本市のこれまでの取り組みと,今後の課題について紹介します.

参考文献

1)ピアカウンセリング・ピアエデュケーションのマニュアル作成および効果的普及に関する研究班:平成14・15年度厚生労働省子ども家庭総合研究事業 ピアカウンセリング・ピアエデュケーション事業の立ち上げに関するマニュアル.pp133-134, 2004
2)厚生労働省:健やか親子21(第二次).http://sukoyaka21.jp

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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