icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生81巻2号

2017年02月発行

文献概要

連載 衛生行政キーワード・114

日本のテロ対策—公衆衛生的観点から

著者: 田村圭1

所属機関: 1厚生労働省大臣官房厚生科学課健康危機管理・災害対策室

ページ範囲:P.161 - P.163

文献購入ページに移動
 日本は1995年の「地下鉄サリン事件」において,世界的にも稀な化学剤による大量殺戮を目的としたテロ事件を経験している国である.このような事件の発生を受けて,官邸を中心に順次テロ対策が整備・強化されてきたところであり,今般,2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会等が開催されることを踏まえ,さらなるテロ対策の推進が図られている.本稿では,これまでの取り組みを振り返るとともに,昨今のテロ対策の動向を主に公衆衛生的観点から概説したい.

参考文献

1)NBCテロ対策会議:NBCテロ対策に関する施策の推進状況.平成13年4月16日
2)厚生科学審議会健康危機管理部会:化学テロリズム対策についての提言.平成26年7月10日

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら