icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生81巻5号

2017年05月発行

文献概要

視点

中核市保健所における行政医師の確保のために

著者: 松岡太郎1

所属機関: 1豊中市保健所

ページ範囲:P.360 - P.361

文献購入ページに移動
市立病院診療科部長から“横滑り”でその市の行政医師へ
 冒頭から私事で恐縮です.私の経歴はプロフィール欄でご覧の通りです.医学部を卒業して26年間,大学病院やその関連病院で小児科の臨床や研究に従事しましたが,将来公衆衛生を担う行政医師になるとは夢にも考えていませんでした.市立豊中病院小児科での勤務が十数年目を迎えていたところ,その豊中市が中核市に移行することになりました.ご縁をいただきましたので,豊中市職員の“横滑り”として,豊中市保健所で行政医師として勤務する事になりました.慌てて学生時代の公衆衛生の講義や実習を思い出そうとしましたが,何も覚えていませんでした.焦って学生時代の公衆衛生の教科書を探しましたが,職場は勿論,自宅にも残っていませんでした.私には県型保健所やその本庁での勤務経験がありません.行政医師としての経験も不足しています.強いて取り柄を探せば,市内の土地勘があること,市役所内あるいは市の医師会をはじめとする関係団体に顔なじみが多いこと,くらいだと思います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら