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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生81巻5号

2017年05月発行

文献概要

投稿・地域事情

ラオス血液事業の調査報告

著者: 山本大介1 鈴木順子1 松田利夫1

所属機関: 1北里大学薬学部社会薬学部門

ページ範囲:P.433 - P.437

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はじめに
 医療分野の国際支援のなかでも,血液事業は現地で根付くことが難しく,これまで開発途上国に対して開発協力をしてきたケースは少ない.そのような状況下,開発途上国であるラオス人民民主共和国(以下,ラオスとする)は,これまで日本赤十字社をはじめとする諸外国から支援を受けて,血液事業の基盤を整備し,国内全土で事業展開することに成功した.日本赤十字社による支援終了後のラオス血液事業に関する調査報告はほとんどなく,今回われわれは,ラオス赤十字の中央血液センターを訪問し,C. Souksakhone所長より近年のラオス血液事業に関するデータを得たので報告する.

参考文献

1)Lao People's Democratic Republic:National Blood Policy, 1996
2)C. Souksakhone:Organizing blood establishment in Laos. ISBT Science Series 7:96-98, 2012
3)World Bank Group:World Development Indicators.http://databank.worldbank.org/data/reports.aspx?source=2&country=&series=NY.GDP.MKTP.CD&period=.co.jp

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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