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連載 ヘルスコミュニケーションと健康な社会づくりを考える Dr.エビーナの激レア欧州体験より・2
英国ヘルスリテラシーグループ議長へのインタビュー—ヘルスリテラシー向上のための仕組みと取り組み
著者: 蝦名玲子1
所属機関: 1株式会社グローバルヘルスコミュニケーションズ
ページ範囲:P.780 - P.783
文献購入ページに移動ヘルスリテラシーの向上を健康格差の是正や高齢者対策などの政策に導入する動きが広がっているヨーロッパ.第1回ではヨーロッパのヘルスリテラシーへの取り組みを紹介しました.ヨーロッパの中でも,「ヘルスリテラシーの生みの国」ともいえるのが英国です.何と言っても,「WHOヘルスプロモーション用語集」1)の中でヘルスリテラシーを定義付け,その後,ブレア政権時代の2000年からの3年間,英国保健省公衆衛生局長として,ヘルスリテラシーの視点から健康格差の是正に向けた取り組みをされた第一人者であるドン・ナットビーム博士(以下,ドン先生)がいらした国なのですから!
かの国の現状が知りたくて,2017年にワタクシ,ついに英国に行ってまいりました.幸運にもヘルスリテラシーの学術団体である「英国ヘルスリテラシーグループ」(Health Literacy Group UK. 以下,グループ)の議長からお話を聞くことができましたので,今回はそのインタビューをご報告します.
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