icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生82巻12号

2018年12月発行

文献概要

予防と臨床のはざまで

国際学会で発表するための講習会

著者: 福田洋1

所属機関: 1順天堂大学医学部総合診療科

ページ範囲:P.960 - P.960

文献購入ページに移動
 2018年8月17日に,順天堂大学で「第7回国際学会で発表するための講習会」を開催しました.実はこの講習会,第1回は約10年前の2009年にさかのぼります.第1回アジア太平洋ヘルスプロモーション・健康教育学会(APHPE. 2009年7月18〜20日)が開催されるのに合わせて,幕張メッセ国際会議場で武藤孝司学会長(当時,獨協医科大学教授)の下,第1回を開催しました.当時は約50名が参加し,後日,そのほとんどが国際学会発表デビューを果たしたのでした.
 今まで,春山康夫氏(獨協医科大学),甲斐裕子氏(明治安田厚生事業団),横川博英氏(順天堂大学)など,日本健康教育学会やヘルスプロモーション・健康教育国際連合(IUHPE)関係者諸氏の協力を得ながら,予防医療分野の関連学会の紹介,国際学会の楽しみ方や抄録の書き方,ポスター・口演発表のコツなどについてセミナーを行ってきました.第2〜4回(2011・2012年)は第2回APHPE(台湾)を,第5回(2012年)は第21回IUHPE(タイ)をそれぞれ目標としてセミナーを開催しました.ちょうどよい発表目標があることが重要であり,その中でも,やはりアジア近隣諸国や国内開催の国際学会が良い目標となります.第6回は湯浅資之氏(順天堂大学)の協力を得て第22回IUHPE(ブラジル)に,今回の第7回は涌井佐和子氏(順天堂大学),江川賢一氏(東京家政学院大学)の協力を得て第23回IUHPE(ニュージーランド)にそれぞれ向けたセミナーとなりました.地球の裏側で行われる国際学会が目標となると,ややハードルが高いという声も聞かれました.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら